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お茶の豆知識

  • 2023.06.30
  • お茶の効果

熱中症にはミネラル!水出し緑茶で健康に!

 

暑くなってきました。
まだ暑さになれていないこの時期、体が感じる負担は想像以上に大きいもの。熱中症にならないためには、ミネラル補給が必要です。
そして、その補給にもってこいなのが、実は、麦茶では無く『水出し冷茶』!その秘密に迫っていきましょう。

夏と言えば麦茶、じゃないの?!

夏には麦茶、というイメージが強いですよね。テレビCMの影響もあるかもしれません。もちろん、それは間違いではありません。
でも!!
実は『水出し緑茶』がスゴイということを、お伝えしたいのです!

まず、ミネラル!
麦茶のメリットとして挙げられるミネラルですが、実は緑茶にも豊富に含まれています。代表的なものとして、カリウム・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム等。中でもカリウムの含有量がとても多い緑茶ですが、このカリウム、熱中症対策には必要不可欠なミネラルなんです!
カリウムを摂取すると、細胞レベルでの脱水を予防。これにより、内臓の機能低下が防げますから、熱中症予防になるというわけです。
また、熱中症になりかけてしまっている人にもカリウムは効果的で、体の回復力を高める働きが。
これからの季節、熱中症対策のミネラルとしてカリウムは欠かせません!多く含まれる緑茶に注目して欲しいのです。

次に、テアニン。
夏になると、なんだか重だるい、やる気がでない……という症状にお困りではないでしょうか。夏の暑さは体力を消耗させ、疲労感となって現れます。いわゆる、夏バテと呼ばれる症状ですよね。
そんな時、お助けとなるのがテアニンです。テアニンには、疲労感の蓄積をゆるやかにする働きがあると言われており、夏バテの症状を軽くしてくれる可能性があります。
緑茶を飲むと、水分補給と同時にできるテアニン摂取が叶います。夏は、ぜひ意識してみて欲しいと思います。

そして、ビタミンC。
多くの紫外線が降り注ぐ夏。紫外線が体にあたると活性酸素が生成され、サビの原因となります。
とはいえ、この活性酸素、実は細胞伝達物質としての側面をもっており、免疫機能としての働きもあるため多少は必要なのですが、量産されるとNGという少々難しい存在。
活性酸素がたくさん生成されるとシミやシワの原因となり、その酸化ストレスは内臓にも影響を及ぼすと言われていますから、適度なケアは心がけたいものです。
そこでおすすめなのが、ビタミンCの摂取。ビタミンCには抗酸化作用を促す働きがありますから、酸化ストレス軽減に期待ができるのです。そして、手軽にビタミンCを摂取できるのが、緑茶の飲用。緑茶を飲んで、活性酸素の過剰生成を防いでいきましょう。

麦茶ではなく、緑茶がイイ、そのワケ。

麦茶には、“茶“という字が含まれますが、その材料に”茶葉“は含まれません。”お茶のように飲める“という意味合いで、茶と言う字が含まれています。では、その原料はなんなのでしょうか?

麦茶の原料は大麦です。大麦を焙煎することで芳ばしさが施されて、その芳ばしさを味わい、楽しむ飲料。どちらかと言うと、お茶よりもコーヒーのイメージが近いのかもしれません。
そして、原料が大麦ということで、ミネラルが含まれ、夏の飲料としてぴったりなイメージのある麦茶なのですが、実は、飲用するにあたり、とても大きな注意点があるのです。
それは、麦茶は傷みやすく、日持ちしないということ!
大麦の主成分はデンプン質、糖質、タンパク質となっており、これらは、とにかく傷みやすいのです!
麦茶の賞味期限は、冷蔵しても一日しか持ちません。作ったその日のうちに飲み切るのが鉄則。そして、冷蔵なしに常温で置いておくことも厳禁です。つまり、保冷機能のない水筒に入れて持ち歩くのは、あまりに危険な行為!
夏用のイメージ満載な麦茶が、実は暑さにとても弱いこと、知っておいてくださいね。
そして、麦茶を飲む際には、傷んでいないかのチェックを行うこと。
例えば、飲む前に容器を揺らし、とろみを感じたらNG。また、ニオイに変化が無いかどうかや、酸味の有無など。飲用の際は、注意が必要です。

一方、緑茶の場合はどうでしょうか。
緑茶にはカテキンが含まれています。このカテキン、抗菌・殺菌作用があることで知られていますが、その効果の程は、なんと、コレラ菌やO-157等の殺菌効果が認められるほど!すごいですよね。そして、カテキンの働きにより、緑茶は傷みにくいという特徴を持っているのです。
賞味期限については、お湯から作った緑茶だと、冷蔵庫で3~5日の保存が可能で、水出しであっても、1~2日は持つと言われています。もちろん、保存方法など様々な条件で日持ちは変化しますから、注意と確認は麦茶同様必要ですが、傷みにくいという特性は、夏にはとても嬉しいポイントだと言えるのではないでしょうか。

カフェインが気になるなら、こう淹れよう

今回は、タイトルにも書いたように『水出し緑茶』に注目しています。
普通の『緑茶』としなかったそのワケは、カフェインの存在です。

カフェインには利尿効果があります。
つまり、暑い夏に大量にカフェインを摂取すると、利尿効果により、体に必要な水分まで排出してしまう可能性が。すると、気づかぬうちに脱水がすすみ、熱中症リスクを高めてしまうかもしれません。
だからこそ夏は、『水出し緑茶』をオススメしたいのです!

カフェインの特徴は、”高い湯温で抽出される”こと。
つまり、そこを逆手に取り、水出しとするワケです。
水出し緑茶であれば、緑茶の美味しさはそのままに、カフェイン量をグッと抑えることが可能!
熱中症対策として、利尿効果を高めたくない方に。
そして、妊娠されているなど、カフェインの摂取が気になる方に。
水出し緑茶、オススメですよ。

ちなみに、水出し緑茶の作り方として、茶葉から作る方法もありますが、より簡単に作るには、【真茶園 水出し煎茶】をご利用ください!
【真茶園 水出し煎茶】はティーパック仕様。1Lポットに1パックと冷水を入れるだけ。あっという間に水出し煎茶の完成です!
また、シェイクをすれば少し濃い目が味わえるなど、お好みに合わせて、水出し煎茶を楽しんでくださいね。

 

水筒の中身を、水出し煎茶に変えるだけで、熱中症予防のミネラル対策が可能です。また、麦茶に比べて、傷みにくいのも嬉しいポイント!
毎日のルーティンに、ぜひ水出し煎茶を加えて欲しいと思います。

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