
ついに4月!
進学や就職、引っ越しなど、環境がガラリと変わる変化の季節。
新しい生活の始まりにワクワク?
それとも、変化を不安に感じてドキドキ?
こんな時、注意して欲しいのが、気づかないうちに溜まっちゃう「ストレス」です。
気を張りつめている時は何ともないけれど、すこーし慣れた頃、気を緩めたタイミングで、ドドーッと押し寄せる疲労感。
疲れの波から抜け出せず、困り果ててしまう方がおられる季節も、ちょうどこの頃。
そこで今回は、リラックスに効果のあるテアニンたっぷりな緑茶と、睡眠を妨げないノンカフェインのくわ茶をご紹介!
生活のリズムを取り戻し、心と体をリラックスさせる方法をお届けしたいと思います!
緑茶には、テアニンと呼ばれるアミノ酸がたっぷりと含まれています。
このテアニン、実は茶葉だけに含まれる成分。
ツバキやササンカは、チャノキと近い種類ながらテアニンを含みません。
つまり、テアニンを摂取するためには「お茶を飲む」しかないということ!
では、テアニンの効果を見ていきましょう。
テアニンを摂取したヒトの脳波を測定すると、α波が上昇することが分かっています。
α波は、リラックスした状態で多く出現する脳波。
つまり、「緑茶を飲むとリラックスできる」ということは、科学的にも証明されているのです。
お茶によるテアニン量の違い
テアニンの量は、茶葉によって違いがあります。
テアニンをより多く摂取したいとお考えであれば、より多く含まれる茶葉を使われると効果的ですよね。
というわけで、テアニン量の多い茶葉を見ていきましょう。
玉露(ぎょくろ)
茶葉を、日光に当てずに育てられるのが玉露です。
この栽培方法がカテキンの生成を抑え、テアニンを豊富に含んだ茶葉を作り出します。
つまり、より効率よくテアニンを摂取するためには、玉露がオススメだということ。
当店の「玉露入り 深むしまろり茶」には、玉露がたっぷりと加えられています。
深むし茶の旨味と、玉露の甘み。
そして、テアニンをしっかりと摂ることのできるお茶!
深さと旨さの好バランスを、味わってみてくださいね。
そして、茶葉の種類ではなく、時期の違いも、テアニンの量を大きく左右します。
例えば八十八夜の茶葉には、より多くのテアニンが含まれます。
2025年の八十八夜は5月1日(木)。
真茶園からも多くの新茶が発売されますので、お楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!
睡眠を妨げないノンカフェインのくわ茶
体にいいコトたっぷりの緑茶。
しっかり飲んでいただきたいのですが、夜、寝る前に飲むのは「カフェインが……」と、気になる方もおられるかもしれません。
そんな時には、ノンカフェインの「桑茶」を飲んでみて欲しいと思います。
桑茶は、桑の葉を蒸し、乾燥して作られるお茶。
食物繊維やミネラルに優れ、血糖値の上昇を抑制する働きを持ちます。
緑茶に似た味わいでクセが少なく、飲みやすいのでオススメですよ。
桑茶(くわちゃ)
桑茶も、緑茶と同様、中国から日本に入ってきました。
戦国時代~江戸時代、緑茶はまだまだ高価で、庶民は口にすることのできない飲み物でしたが、桑茶は安価で手に入りやすかったため、庶民が気軽に飲めるお茶として広まっていったと言われています。
ノンカフェインで、カルシウムやビタミン、そしてデオキシノジリマイシンという血糖値の上昇を抑制する成分が豊富に含まれていることから、現代においても高い人気を誇るお茶となっています。
当店自慢の桑茶です。
焙煎された桑茶なので、キリッとした味わいが楽しめます。
甘いお菓子にもピッタリ合いますよ。
ビタミンが豊富なので、野菜不足が気になる方にも、ぜひお飲みいただきたいお茶です。
淹れ方のコツは、しっかりと蒸らすこと。
お湯を注いだ後は3~5分かけ、じっくりと成分が抽出されるのを待ちましょう。
ホットだけでなく、冷やしてアイスでも楽しめますし、ミルクやハチミツを入れた桑茶ラテもオススメ。
飲みすぎなども気にする必要がないので、心ゆくまでお楽しみくださいね。
4月は、何かと緊張の多い月。
「楽しい」と感じているつもりでも、意外に内面は疲れているのかもしれません。
なので、疲れたーと感じてから休むのではなく、疲れを感じる前に適度に休息を挟んでいくことがオススメ。
休息を先取りすることで、ストレスを上手に交わしていけるようになりますよ。
そして、タイミングと体調に合わせてお茶を変えつつ、楽しんで欲しいと思います。
真茶園では、今回ご紹介した以下のお茶以外にも、様々なお茶を取り揃えています。
ぜひ、飲み比べてみてくださいね。
そして、素敵なお茶時間をお過ごしいただければ嬉しく思います。