やってきました。ついに秋!食べ物が美味しくなる季節です。
連日の暑さに夏バテし、食欲が落ちてしまっていても、旬の味覚が豊富に揃うこの季節、食欲が一気に戻ってくる!そんな方も多いのではないでしょうか。
栗やさつまいも、秋刀魚に松茸。
そして今年は、待ちに待った新米もありますよね。
美味しい食材が食卓を彩る風景は、見目も美しく、ついつい箸がすすんでしまいます。
というわけで今回は、秋の味覚にオススメな緑茶ペアリングについて、お話していきたいと思います。
食事の際、どんなお飲み物を用意されているでしょうか。
お茶、お水、炭酸水、そして中には、コーヒーやソフトドリンクと仰る方もおられるかもしれません。
いろいろありますが、オススメしたいのは、やっぱりお茶!
というのもお茶には、消化を助けたり、余分な脂肪の吸収を抑える働きがあるから。
単なる水分補給という意味であれば、何でもいいのかもしれません。
でも、「食事を楽しむ」というために飲むのであれば、ぜひお茶をチョイスして欲しいのです!
お茶にできること
その① 消化を助けます!
緑茶には、カテキンやタンニンが含まれています。
これらには、胃の働きを助け、消化を促進する効果があるため、消化をスムーズに!
特に、脂っこい食事の時には効果絶大で、食事と一緒にお茶を飲むことで、胃もたれを防ぐ効果が期待できますよ。
その② 脂肪の吸収を抑制します!
緑茶に含まれるカテキンには脂肪の吸収を抑える働きがあるため、お食事途中にお茶を飲むことにより、過剰な脂肪の吸収を防ぐと言われています。
体重管理にも役立つかもしれません。
その③ 口腔リフレッシュ!
緑茶に含まれるカテキンやタンニン、クエン酸には、お口の中を爽やかに保つ働きがあります。
お食事後の口臭対策としても!
このように、お茶にできることはとても多いことが分かります。
適度に口腔内をリセットすることにより、食べ物の美味しさをさらに際立たせることができるというのは、嬉しいポイントですよね。
水分補給だけに留まらないお茶のメリット!ぜひ体感して欲しいと思います。
秋の食材は、甘さやコクなど特徴ある味わいのものが多く、その個性に負けないようなお茶を組み合わせることが、お互いの旨味を引き立てることに繋がります。
どのペアリングが最適な組み合わせとなるのか。
以下にまとめてみましたので、ご覧ください。
栗と「昔ながらのお茶 優」
ほくほくとした甘みが特徴の栗には、甘さの中にほのかな渋みがあるため、さっぱりとしたお茶との相性が抜群です。
昔ながらのお茶の香りが、栗の甘さを引き立て、バランスの取れたペアリングになりますよ。
昔ながらのお茶 優
さつまいもと「黒つばら焙茶」
さつまいもの甘さは優しく、焙茶の香ばしさにぴったり。焙煎の香りがさつまいもの風味を深め、甘さを引き締める役割を果たします。
焼き芋やさつまいもスイーツと一緒に楽しむのもおすすめです。
黒つばら焙茶
松茸と「玉露入り 深むしまろり茶」
高級食材である松茸の芳醇な香りと、玉露の豊かなうま味は格別な組み合わせです。
玉露の甘みが松茸の繊細な風味を引き立て、深むし茶の香味が松茸に寄り添います。
お互いの風味を高め合う贅沢なペアリングです。
玉露入り 深むしまろり茶
秋刀魚と「がんこ職人炭火仕上げ 手摘み極上」
脂の乗った秋刀魚には、中むし茶のしっかりした味わいがぴったり合います。
上品な香ばしさが秋刀魚の風味を引き立て、塩焼きのようなシンプルな調理法をさらに美味しく仕立てます。
秋刀魚の脂と中むし茶の見事な調和をお試しください。
がんこ職人炭火仕上げ 手摘み極上
柿と「三年番茶」
甘さと瑞々しさ、そして若干の渋みが魅力の柿には、さっぱりとした味わいが特徴の三年番茶がとてもよく合います。
焙煎の香ばしさが柿の甘さを程よく調和し、後味を爽やかに。
特に、熟した柿との組み合わせが絶妙です。
三年番茶
梨と「水出し煎茶」
梨の爽やかでジューシーな甘みは、抹茶のキリッとした味わいに非常によく合います。
抹茶が程よくブレンドされた水出し煎茶と合わせることにより、梨の甘さが引き締まります。
水出し煎茶はホットでも美味しく頂けますから、気温に合わせ、お好みでお楽しみください。
水出し煎茶
栗きんとんと「深むしトロリ出るお茶」
栗きんとんの上品な甘さは、甘味とコクが強く感じられる深むしトロリ出るお茶と最適な相性です。
深むし茶ならではのまろやかな旨みが栗きんとんと合わさって、穏やかで心落ち着く味わいを生み出してくれますよ。
深むしトロリ出るお茶
いかがでしょうか。
真茶園には、秋を楽しむためのお茶が揃っています。
秋の味覚と緑茶のペアリング、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
旬の味わいは、四季の恵みを存分に感じることのできる、日本ならではの楽しみです。
一杯の緑茶とともに秋の深まりを肌と味覚で感じながら、心と体をほっと温めるひとときの時間を楽しんでみてくださいね。