
春は明るく楽しい季節!
お花見や新しい生活に胸おどらせてワクワク……の一方で、花粉に悩まされてはいないでしょうか。
春、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉が引き起こす不快な症状に苦しむ方は、2人に1人。
国民の半数が花粉症だという事実。
この季節を、多くの方がもっと楽に、快適に過ごせるよう、お茶屋さんの立場からお話をしたいと思います。
花粉症の辛い症状は日常生活に大きな影響を及ぼします。
勉強や仕事、家事に集中できなくなったり、睡眠が浅くなったり、倦怠感など、「仕方がない」では片付けられない状況です。
しかも、そんな症状が数か月にわたって起こり続けるということにも注目しなくてはなりません。
不調が長引くということは、それだけQOLが下がってしまうということ。
どうすれば、より快適に日々を過ごせるのでしょうか。
カテキンの持つチカラ
緑茶に多く含まれる「カテキン」に、アレルギー抑制効果があることはご存じでしょうか。
カテキンの一種であるエピガロカテキンガレートが、炎症や免疫反応に関わる細胞の活性化を抑制。
かゆみや鼻づまりを引き起こすヒスタミンの放出を抑えると言われています。
そしてすごいのは、スギ花粉など季節性アレルギーの症状を抑えるだけでなく、ホコリやダニといった通年性アレルギーにも効果を示していること。
カテキンを日常的に摂取することで、あらゆるアレルギー症状を抑えてくれるのだとしたら、これはもう、緑茶をしっかり飲まなくては!と思いますよね。
ポリフェノールの持つチカラ
緑茶に含まれる「ポリフェノール」には、炎症性サイトカインの働きを抑制し、炎症を抑える作用があります。
花粉症による鼻づまりや目のかゆみは炎症や充血を引き起こしてしまいますが、緑茶を飲むことにより、その症状が和らぐことが期待されるというわけ。
上手に炎症を落ち着けて、不快症状の軽減ができるといいですよね。
テアニンの持つチカラ
こちらは、間接的な役割となりますが、「テアニン」にも花粉症による症状を和らげる効果が期待できます。
それは、テアニンの持つリラックス効果がストレスを軽減させることにより、強いアレルギー症状が出にくくなるというもの。
ストレスが免疫機能に影響を与え、アレルギー症状を悪化させることが知られていますから、“花粉症の軽減”と“リラックス”は切り離せない関係性だと言えるでしょう。
症状緩和を目指し、上手にテアニンを摂取し、ストレスの緩和を心がけて欲しいと思います。
いかがでしょうか。
緑茶に含まれる「カテキン」「ポリフェノール」「テアニン」。
これらが、花粉症対策になるという事実!
日々の生活に緑茶を取り入れ、こまめに「カテキン」「ポリフェノール」「テアニン」を摂取し、花粉症に対抗できるカラダづくりを目指してみませんか!
「緑茶に含まれるカテキン・ポリフェノール・テアニンを摂取することが、花粉症の症状の抑制に繋がる」、ということが分かりました。
それはつまり、より成分を濃く摂取できる茶葉が好ましいということ。
そこで、当店のオススメは以下の茶葉となります。
深むしトロリ出るお茶
こちらは、蒸し工程に通常の3倍の時間をかけた深むし茶。
じっくりと蒸し上げることで茶葉が柔らかくなり、味に甘味と深みが加わった、大変美味しいお茶です。
そして、この「深むし」という製法が茶葉を細かくするため、お茶を淹れた時、より多くの成分が抽出でき、有効成分を効率よく取り込むことにも通じます。
美味しくて、体にも良いお茶。それが、当店の「深むしトロリ出るお茶」!
この機会に、ぜひ一度お試しください。
黒つばら焙茶
リラックスという観点で花粉の不快症状を抑えるのであれば、黒つばら焙茶もオススメです。
こちらは、ほうじ茶に黒豆と黒烏龍茶をブレンドした香ばしさが際立つお茶で、「コーヒーを楽しむように味わって欲しい!」という思いで完成させました。
ホッと一息つくときにピッタリな香ばしさと甘みが、疲れた心と体をほぐしてくれるはず。
リラックス効果を高め、ストレスを緩和させ、花粉症の軽減に役立つお茶となっていますよ。
今回は、花粉症対策としての緑茶の効果効能についてお話をして参りました。
一気にガッツリと飲むのではなく、日々の生活の中に日本茶を取り入れていくこと。
そして継続的に飲用することで、花粉症状に悩まされにくい体づくりを目指して欲しいと思います。
朝起きた時に。食事中に。リラックスタイムに。
あらゆる場面で、日本茶タイムを!
春を楽しむために、日本茶で体内サポート、はじめてみてくださいね。
真茶園は、美味しいお茶を用意して、あなたの健康を応援いたします。